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温泉(雲仙)山・満明寺  
僧「行基」が開山しました
温泉山縁起によると、僧「行基」が温泉山を開山したのは、大宝元年(701年)で、今から約1280年前のことです。「行基」が雲仙に来たかどうかは確かではありませんが、寺格を権威づけるために、「行基建立」として伝承されたとも考えられます。
焼失と再建
温泉山満明寺は、創建されて77年目、宝亀9年(778年)法権の争いによって焼失しましたが、肥町の国の田畑1町歩当り銭百文を集めて再建されました。
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真言密教の修験道場として
承平元年(931年)満明寺は再び焼失し、その後170年余り仮堂となっていましたが、永久2年(1114年)に再興され、次第に1,000余にも及ぶ僧坊ができ、隆盛期を迎えました。西日本随一の伽藍がそびえ、真言密教の修験道場として栄えたと伝えられています。
度重なる受難の歴史
元亀2年(1571年)に起きた「白雀の乱」により満明寺は仏閣を壊され、その後仮院で維持されていたものの、寛永14年(1637年)の「島原の乱」で再び焼失しました。延宝8年(1680年)、当時の島原藩主・松平忠房により満明寺は再現され、ついで釈迦堂、護摩堂が建ちました。明治31年(1869年)に釈迦堂、護摩堂も焼失してしまいましたが、昭和51年1月、京都の御室仁和寺の末寺として山号を頂き、「雲仙山満明寺」として現在に至っています。
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満明寺の歴史を静かに語る石柱
長い歴史にもかかわらず、昔日の遺物、記録の少なさを嘆く人も多くいらっしゃいます。ただ一つ、1300年の風雪に耐えて、「開山大宝元年四月」の石柱が、九州ホテルと富貴屋の中間にひっそりと建っているのが、今でも人々の目をひきます。
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